【自力整体とは・・・】

自力整体は漢字のとおり、「自分で自分のからだの整体を行います」

背骨の神経圧迫を解放して、筋肉や関節の点検を自分でやります。身体を緩めて、背骨や骨盤のゆがみを整え姿勢治療をします。

他人にやってもらうのではなく、すべて自分で行う自己治療が自力整体です。自分で行うことで筋肉がつきます。

気持ち良かったで終わるのではリラクゼーションになりますが、教室では整体治療を目指していきます。

自力整体は東洋医学がベースになります。経絡、ツボを押したり、伸ばしたり『気』を流して、それによって元気な身体を取り戻そうとしています。

経絡は関節で滞りやすいので、肩や腰など、さまざまな関節を伸ばすことによって、そのすき間を広げて、流れをよくしています。

教室の時間は自分をほぐすことだけに意識を集中しましょう。

いい加減を自分でみつけて自力整体を味わってください。

自分の意識とは関係なく、つねに正しく働くように命令している神経を「自律神経」と言います。自律神経には<交感神経>と<副交感神経>の２つがあります。

　　<交感神経>活動の神経

　　　　○身体を活動的にする

　　　　○集中力を高める

　　　　○体温を上げる

　　<副交感神経>休息の神経

　　　　○リラックス状態になる

　　　　○ぐっすりと眠れる

　　　　○自然治癒力を高める

日中は活動の時間である交感神経が活発になり、夜は休息の神経である副交感神経が活発になります。

日中にしっかりと身体を動かして、夜はぐっすりと熟睡をすることが自律神経にとってとてもいいリズムです。

自力整体を行うととても眠たくなります。とくに副交感神経を活発にします。

食べ方も身体にとても関係が深いのです。自力整体では<整食法>というものがあります。

①朝食を抜く

②夜遅くに食べない

③おかずとご飯を別々に食べる

心の持ち方では病を引き起こしかねません。自力整体の<整心法>はストレスをため込まない、穏やかな心であることが大切です。